蘭丸の青年期

 急に大きくなったかと思うと,みるみる顔の長さが長くなってきて”いったいどんな顔になるのだ?”と心配しました。
 ここは以前住んでいたところの西側ですが,ここから通りがよく見え,人が通る度に大きな声で吠えていました。昼間は誰もいない家だったので,”寂しいよ!遊んでくれよ!”とでも言っていたのだと思います。
 このころはあまり近所の人たちもうるさくなかったので,夕方だけ”放し飼い”となりました。
 待っていましたとばかりに,一目散にどこかへ飛び出していって1時間ほど遊んできます。そしてお腹がすいてくると,この写真のように茶の間の窓に姿を現します。
 初めの頃は,勢い余って家の中まで入ってきてしまったので,しつけるのが大変でした。
 幼年期の蘭丸の顔を見比べてみて下さい。けっこうりりしくなったでしょう!写真ではよく分かりませんが,おつむの白い斑点模様はしっかり残っています。
 この写真は冬に撮ったものだと思いますが,この時期毛がふさふさしていて,体がとても大きく感じました。首の周りの毛の生え方はシェルティの血を感じさせます。
 なんだか昔のアニメ”ライオン丸”のようですね。