蘭丸の壮年期

 実家が引っ越して間もない頃の写真です。初めはなかなか新しい場所になじめないようで,散歩の途中で昔の家近くに行くと,なぜかそちらに行きたがっていました。
 まだ引っ越しが完了していなかったので,犬小屋は庭の端の方になりました。それでも犬小屋から茶の間を見ることができたので,少し安心していたようでした。
 何を見つめているのでしょう・・・。この時期になると,こちらの考えていることは何でもお見通しというような表情をよく見せていました。
 実際,散歩をしていると蘭丸の方が実権を握っているような気がする場面が幾度もありました。もうペットというよりは,本当に家族の一員としての地位を確立していましたね・・・。
 これは「つまらないな・・・」のポーズです。実家に遊びに行くと初めは「遊んで!遊んで!」とまとわりついてきましたが,こちらが何かを話していると,そのうちにこのポーズをとって,じっと様子を伺っていました。
 あとは,暑い日にもこのポーズでした。地面にお腹をくっつけるとどうも気持ちがいいようでした。ただ,そのおかげでお腹が真っ黒!まあ,風呂に入らないくらいだからいいのですが・・・。